タンパク質が多い飲み物4つ!

タンパク質は、コンビニやスーパーでどこでも手に入るような身近な飲み物にも多く含まれています。食事で摂るのが難しい時や、手軽に摂りたい時は、ぜひ飲み物を活用しましょう。タンパク質が摂れるおすすめの飲み物を紹介します。

 

牛乳

体作りに欠かせないタンパク質を摂るためでもあるんです。でも、大人になってから飲む機会が減ったという人も多いのでは?
牛乳の味が苦手な人は、コーヒーや黄粉などを加えてアレンジすると飲みやすくなります。ホットミルクにすると体が温まってリラックスできるので、一息つきたい時や寝る前にもおすすめですよ。
ただし、牛乳には脂肪分も含まれるので、気になる人は低脂肪や無脂肪タイプを選ぶと良いでしょう。

 

豆乳

豆乳は牛乳に比べて低カロリー・低脂質なので、ダイエット中の人にもおすすめ。
豆乳には無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料の3種類があり、より多くのタンパク質を摂りたいなら、無調整豆乳を選びましょう。ただ、無調整豆乳は大豆そのものの風味がダイレクトに感じられ、多少の苦みもあるので飲みにくい人もいるかもしれません。調整豆乳や豆乳飲料は、タンパク質量は無調整豆乳に劣りますが、砂糖や果汁が含まれているので飲みやすくなっています。

大豆イソフラボンや鉄分も一緒に摂れる
豆乳はタンパク質の他、大豆イソフラボンや鉄分も一緒に摂ることができます。大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをする栄養素で、ホルモンバランスの乱れによる女性特有の不調の緩和にも役立ちます。鉄分は女性に不足しがちな栄養素なので、豆乳は特に女性におすすめですよ。

 

飲むヨーグルト
ヨーグルトは牛乳や脱脂粉乳などに、乳酸菌を加えて発酵させて作られます。だからタンパク質はもちろん、カルシウムなど牛乳に含まれる栄養と、乳酸菌も一緒に摂ることができます。ドリンクタイプのヨーグルトなら、栄養分は変わらずより手軽に摂れるのでおすすめ。
カロリーが気になる人は、無糖・無脂肪タイプを選ぶと良いでしょう。

乳酸菌が腸内環境をサポート
乳酸菌は腸内環境をサポートしてくれるので、腸活にもおすすめ。腸は脳や肌、免疫機能などとも密接に関わるので、腸内環境が整えば、精神の安定や美肌、免疫力アップなどにもつながります。

 

プロテイン

プロテインは、効率よくタンパク質を摂るためのサプリメントのようなもの。粉を水や牛乳に溶かして飲むタイプもありますが、そのまま飲めるドリンクタイプなら、より手軽にタンパク質を補給できますよ。
プロテインを選ぶ時は、タンパク質量と、脂質・糖質の量をチェック。高タンパクで、余計な脂質や糖質ができるだけ抑えられたものを選ぶのがおすすめです。

 

タンパク質の上手な摂り方
飲み物でタンパク質を摂るおすすめのタイミング

タンパク質が多い飲み物は、時間がない時や手軽にタンパク質を摂りたい時にピッタリ!せっかくならより効率よくタンパク質を摂りたいですよね。
ここでは、飲み物でタンパク質を摂るおすすめのタイミングを紹介します。

食事にプラスする
朝食や、時間がない時の食事は、パンやおにぎりなど炭水化物中心になりがち。そこに牛乳や豆乳などをプラスするだけでタンパク質を摂取できます。飲み物なら時間がない時でも手軽にプラスしやすいのでおすすめですよ。

食間に
タンパク質は体内に摂りためておくことができないので、こまめに摂るのがおすすめ。飲み物なら食事と食事の間にも、手軽にタンパク質を補給することができます。普段コーヒーやジュースを飲んでいる人は、それをタンパク質が多い飲み物に置き換えてみて。

運動後に
美容や健康のために運動をしている人もいるでしょう。運動したら、タンパク質の補給が必須!
運動後は体がより多くのタンパク質を必要としているため、吸収率が普段と全然違うんです!だから運動後はできるだけ早く(30分以内)タンパク質を補給するのがおすすめ。飲み物なら調理の手間もないし、どこでもすぐに飲めるから、スムーズにタンパク質を補給できますよ。

1日に必要なタンパク質の量は約60g

ちなみに、1日に必要なタンパク質の量は人それぞれ決まっていて、簡単な計算で求めることができます。
その計算式は、体重1㎏×約1g(成人の場合)。体重60㎏の人なら、1日に60gのタンパク質を摂るのが理想です。
食べ物でいうと、卵約10個分、納豆なら約7パック、鶏むね肉(皮なし)なら約250gの量になります。
1日にこれだけの量を食べるのが難しいこともあるので、飲み物も活用して不足しないように摂りましょう。
先ほど紹介した飲み物に含まれるタンパク質量は次の通り。

牛乳1本(200ml) 約7g
無調整豆乳1本(200ml) 約8g
飲むヨーグルト200ml 約7g
プロテイン200ml 約10~20g(商品による)
卵や納豆など食べ物でタンパク質を摂りながら食事にプラスするなら牛乳や豆乳、飲むヨーグルト。食事の代わりや間食、運動後に飲むなら、より効率よくタンパク質が摂れるプロテインがおすすめですよ。

こまめに摂ることが大事
先述の通り、タンパク質はこまめに摂ることが大事。一度に体内に吸収されるタンパク質の量には限界があるため、一度にたくさん摂ったからといって、全てが吸収されるとは限らないからです。
タンパク質は体に摂りためておくことができないので、摂りすぎた分は体外へ排出されたり、脂肪として蓄積されてしまうことに。さらに長時間摂らないでいると、体内のタンパク質が不足しまいます。だからタンパク質は、少しずつこまめに摂ることが大事。
飲み物なら手軽に摂れるので、こまめにタンパク質を摂るのに便利です。