【DIY初心者向け】おすすめ工具

DIY初心者の方が持っておきたいおすすめの工具をご紹介します。DIY女子にもおすすめの電動工具セットや、工具の選び方も解説します。工具があるとDIYがさらに捗り、作れるものの幅が広がります。DIYをもっと楽しむためのおすすめ工具です。 

DIYに必要な工具は、使いこなしていくためにもどんな使い方をするかイメージすることが大切です。何を作るか、または何を修理するか自分でイメージを持つことで、利用性の高い工具を見つけることができます。そして、頻繁に使用することで工具への愛着がわき、お手入れにも関心が向くようになります。

まずは日常生活で利用率が高いものを探し、実際に利用してみることが大切です。この記事では、DIYに必要な工具や選び方をご紹介します。

工具の利用率が上がると、知識も自然に身についていくので、いろいろな工具を併用できるようになっていきます。DIYが上達すると、自分に自信を持てるようにもなります。

 

【初心者向け】DIYで揃えておきたい工具10点

電動工具3点
電動工具を使うことで、作業が一気に楽になり、仕上がりも美しくなります。

電動ドライバー|ドリルドライバー
DIYで頻発する「穴あけ」「ネジ締め」の作業を、電動工具で簡単に行うことができます。

ドリルドライバーは、穴あけとネジ締めの用途で使えるので、持っておきたい電動工具のひとつです。

種類がいくつかあるので、以下の特徴を参考にしてみてください。初心者の方は、穴あけとネジ締めができて、さほどパワーを必要としないドリルドライバーをおすすめします。

ドリルドライバー:木材・金属などへの穴あけ、ネジ締め
インパクトドライバー:ドリルドライバーより強力な穴あけ、ネジを緩める
電動ドリル:木材・金属などへの穴あけ
振動ドリル:コンクリート・木材や金属に加えてコンクリート・石材・レンガに小口径穴あけ
ハンマードリル:コンクリート・石材への大口径穴あけ
電動ノコギリ|ジグソー
電動ノコギリでは、「切る」作業の効率アップがはかれます。電動ノコギリには丸ノコや糸ノコなど、いつくか種類がありますが、おすすめはジグソーです。

丸ノコはパワフルでスピーディーに切断できますが、初心者には扱いが危険な工具でもあります。糸ノコは小回りが利きますが、素材の方を動かして切断するイメージです。

丸ノコに比べてジグソーはパワーは劣るものの、板のカットなどの際に、曲線的に切り抜きたい場合に便利です。

電動ヤスリ|サンダー
DIYでは、塗装前の木材を「研磨する」、リメイクにおいて「塗装や錆びを剥がす」などの作業も発生します。塗装前には、塗料がむらなく塗れるように木材表面を磨く必要があるのです。

サンドペーパーで磨くこともできますが、手作業だと時間も体力も消費します。DIYに疲れないためにも、サンダーは持っておいて良いでしょう。

その他の道具7点
DIYで便利な工具をご紹介します。

クランプ:木材を固定しておく道具。木材切断時に台と木材をクランプで挟んで使用する
さしがね:L字型の定規。木材切断時に、ガイド線を垂直に引くことができる
メジャー:3~5mあれば安心。柔らかい素材のタイプと、爪をひっかける硬いタイプがある
レンチ:ボルトやナットなどを回して固定したり緩めて外す工具
ペンチ:針金やコードを「曲げる」(しっかり挟む)ことが主目的
ニッパー:針金やコードを「切断」することが主目的
水平器:組み立て時に水平・垂直・斜め45°などを正確に確認するために使用する

 

工具の選び方 

工具を購入するときの選び方のコツを紹介します。工具についてあまり詳しくない、という方でも事前に選び方を知っておくことで失敗のない買い物をすることができます。

選び方ポイント1.軽量さとパワーのバランスを重視する
工具は、自分が扱いやすい重さや求めているパワーの強さを重視する必要があります。一般的に、軽い工具はパワーが弱く、重い工具はパワーが強いというイメージがありますが、これは間違いではありません。軽くて使いやすそうだと思って購入した工具のパワーが弱く、結果的に満足のいく作業ができなかったということがないように注意しましょう。

強さと体積はイコールになるため、この2つを兼ね備えた工具を見つけることは難しいとされてきました。ですが最近では、強度が不要な部分の材料を削減することによって軽さとパワーの2つを兼ね備えた工具も販売されています。

選び方ポイント2.工具はピンキリ!予算を決めて選ぶ
一言で工具と言っても、安いものから高いものまで幅広く販売されています。ただ、求めるスペックや種類にもよりますので、まずは購入したい工具を決めてネットで値段相場を軽くリサーチしましょう。高値でなくても性能が良い商品もあるため、予算から逆算して購入する商品を決定するのがおすすめです。

選び方ポイント3.単品かセットか?使用目的から選ぶ
「ドライバー」のように特定の工具を購入するのか、それとも数種類の工具が入ったセット商品を購入するのかでも変わってきます。セット商品の方が一見お得だと感じますが、使用しない工具ばかりが付属しているのであればそれは無駄なコストになってしまいます。工具セットの相場は、新品であれば約10,000~20,000円、中古であれば約5,000~10,000円です。

ただ、不測の事態に備えて自宅に常備しておきたいということであればセット商品の方が安心ですので、まずは自分が何の目的で工具を購入するのかを明確にしましょう。

 

工具を活用してDIYや修理を楽しくしよう
工具はあるだけで満足し、放置している人も多いという現実です。工具を活用することで、ものを大切にしメンテナンスを行えるので、使用頻度の高い工具を選ぶことが重要になります。

工具を使用することで、作ることも修理することも、どちらとも楽しみながら作業ができます。活用できる工具を選び、上手に使って、作ったアイテムに囲まれながら楽しい生活をしていきましょう。