「食パン」について！

「隠れ塩分」という言葉を聞いたことはありませんか？塩気を感じなくても、知らず知らずのうちに食品から摂ってしまっている塩分のことをいいます。

私たち日本人は塩分を摂りすぎている傾向があることが国民・健康栄養調査でもわかっており、日本人の食事摂取基準(2020年版)で定められた成人の食塩摂取目標量(男性7.5g未満、女性6.5g未満)のおよそ1.5倍ほど摂取しています。

日本食品成分表(2020年版)から計算すると、通常私たちが食べている食パンには6枚切り1枚で約0.7g、5枚切りで約0.9～1.0gの塩分が含まれています。

食パンに含まれる塩分量を抑えたものが減塩食パンです。

減塩食パンの何がいい？

高血圧や腎臓病で塩分制限のある方、もしくは健康維持のために塩分を控えたい方はおすすめです。

「無塩食パン」や「食塩不使用パン」と書かれているパンを見たことがありますか？

減塩食パンの中でも限りなく塩分を抑えて作られたパンで、塩分制限をされている方にとても重宝する食パンです。しかし、食塩は使っていなくても、原材料由来のナトリウムが入っている場合もあるので、しっかり栄養成分表示を確認して購入したいところですね。