男性が痩せるための食事方法4選

ダイエットにおいて運動と同じくらい大切なのが食事制限です。運動だけで痩せることや、食事制限だけで痩せることは無理。この両方が絶対に必要です。

りんごや寒天など低カロリーの物を食べる方法や、白いんげん塩麹など特定の食材を食べる方法、糖質や脂質など高カロリーの物を制限するダイエットなど、食事制限には非常に様々な方法があります。しかし、どんな方法を選ぶとしても最低限守るべき「基礎中の基礎」となる事実を4つ紹介します。
分食する。ドカ食いしない。
3食しっかり食べるのが良い、いや江戸時代は1日2食が普通だった、朝はしっかり食べろ、いやむしろ朝は軽めに…などと色々な説がありますが、少なくとも確かなのは「1日に同じカロリーを摂取するとき、1回で摂るより分けて摂った方が太りにくい」ということです。朝は時間がないからシリアルだけ、夜はラーメンとライスと餃子とビール、みたいな食べ方が一番太りやすい。

間食は適度に賢く摂りましょう。スナック類は高カロリーで腹持ちも悪く、あっという間に食べてしまうので避けるべきです。スティックタイプで高タンパクの栄養食品などが手軽に入手できて良いのではないでしょうか。
摂取する順番を考える
ご飯やパンなどの炭水化物は血糖値を速やかに上げるため、エネルギーが欲しい時には大切な食物です。一方、インスリンの分泌を促し過剰なエネルギーを脂肪として蓄えやすくなります。よってご飯→おかず→ご飯→おかず、という食べ方は実は太りやすい食べ方です。

そこで野菜などを優先的に摂取することをオススメします。歯ごたえがあり良く噛んで食べる必要があるため、少ない量で満腹感を得やすい上に、血糖値が緩やかに上がるため太りにくい性質があります。同じ食事をするのであれば、食べる順番を考え賢くダイエットしましょう。
夕食は就寝3時間前に済ます。
ダイエットのために運動が必要なことは前述のとおりですが、疲れた身体をしっかりと休め回復させることも重要です。正しく休息することで筋肥大が起こり、身体が鍛えられていくからです。

そのためには質の良い睡眠が不可欠です。夕食をとると胃腸は消化のためにフル活動します。一仕事して落ち着くのに3時間はかかるため「寝る3時間前までには食事を済ます」必要があるのです。
これはつまり「21-22時までには夕食を済ますのがベスト」ということです。忙しくて無理、という場合は夕食は軽食で済ませ、朝食をしっかりと摂りましょう。
しっかりと噛んで食べる
噛んで食べるのが大切なのは2つの理由があります。1つは消化酵素である唾液と食物をよく混ぜ、消化を助け胃腸の負担を軽くするということ。もう1つは時間をかけて食事をすることで、少ない量で満腹感を得るため。この2つです。

この対極の食べ物、例えばうどん等はよく噛まなくても食べられ、栄養素の大半が炭水化物です。ダイエットの天敵と言ってもよいでしょう。