シェイカーで効率よくプロテインを摂取しよう

プロテインは大事、といわれるけれど、粉状のスポーツドリンクのようにすぐ溶けるわけでもなく、スクイズボトルで代用してみてもうまく溶けない。
いままでなんとなくプロテインを敬遠していた方こそ、ぜひシェイカーをひとつ準備してみましょう。シェイカーを使うことでプロテイン摂取がもっと身近に、そして継続しての効果がきっと実感できます。
使いやすいシェイカー選びのポイント、そして嬉しいメリットもお伝えします。

プロテインシェイカーを使うメリット
プロテインは、水分と合わせてドリンク状にすることで、タンパク質を素早く補給することができます。しかしコップに水を入れてただ混ぜるだけでは、プロテインの性質上なかなか溶けてくれません。
プロテインをうまく溶かすには「ステア(混ぜる)」ではなく「シェイク(振る)」がポイント。
シェイカーを使うことで、だれでも簡単にプロテインドリンクを作ることができ、効率的な栄養補給を行うことができます。

すぐ作れる・持ち運びができる
1回分のプロテインをシェイカーに入れておき、飲むときに水分を入れてシェイクするとすぐにプロテインドリンクができます。
水以外のもので割りたいときは1回分の紙パック・パウチ飲料などを利用すれば、出先でも面倒な計量は必要ありません。衛生面でも安心です。飲む直前にプロテインと合わせてシェイクするとおいしく飲むことができます。補食代わりに取り入れるのもよいでしょう。

■酸性の強いジュース(果汁飲料など)でプロテインを割る場合は、プロテインが沈殿・凝固する場合があります。

簡単に混ぜることができる
自分の好みや目的によってプロテインの種類も選びたいですね。
近年、プロテインも改良を重ね、水に溶けやすい商品が多くなってきましたが、特にカゼインソイプロテインは原料の性質上溶けにくい傾向があります。
特別なパワーを必要とすることもなく、シェイカーを使用すればどのようなプロテインであっても簡単に、かつ素早く溶かすことが可能です。

回復のゴールデンタイムを逃さない
レーニング後30分以内は、回復のゴールデンタイムといわれています。
この時間帯は運動で傷ついた筋組織を修復するために、材料となる栄養素の吸収が高まります。
プロテインをこの時間帯に摂取することで、筋肉・内臓・皮膚・血液などの材料となりより速い回復促進、筋組織の強化も期待できます。

補給は着替えやシャワーの後に、と思っていても、30分はあっという間に過ぎてしまいます。
シェイカーさえあれば、トレーニング後すぐに適切な栄養補給が可能です。疲労を残さず、更にトレーニングの効果を引き出すこともできるでしょう。

プロテインシェイカーを選ぶポイント
まずは必要最低限の部分から、機能や容量、自分の使いやすさをイメージして選んでみましょう。

密閉性の確認
シェイカーは簡単にふた部分が開閉できる反面、商品によってはふた部分が緩みやすかったりする場合があります。
強くシェイクしたら、シェイカーから中身がこぼれてきた、ということを防ぐために購入時にはふた部分がしっかり閉まるかチェックしてみましょう。(商品によっては外装フィルム等で確認できない場合もあります)

適切な容量を確保する
シェイカーの容量は水分+プロテイン1回分の容量が十分に入るものを選びましょう。

プロテインのパッケージには1回分の容量の目安が示されていますので、シェイカーを選ぶときの参考になります。

必要量に対してシェイカーが小さすぎると、シェイクしにくい、数回に分けなくてはならない、ふたを開けた時にこぼれやすいなどのデメリットが生じます。
大きすぎれば、飲みづらく、持ち運びにも不便にもなるでしょう。
自分にとって適切なサイズを選ぶことは、取扱いも楽になりプロテイン摂取の継続性にもつながります。

洗いやすい形状
広口サイズ(口が広いタイプ)やボトルがストレートの形状など、洗いやすい形から入るのがおすすめです。
シェイカーはいつでも清潔に保ちたいもの。またその時によってプロテインを溶かす水分の種類を変えたい場合、シェイカーに匂いなどがつかないようにしたいですね。
長時間のトレーニング、補食代わりにプロテインなど頻繁に使用する場合でも、ボトルの底まできれいに洗うことができ、取り扱いも楽になります。