ダイエット脳とは

美しく健康的にダイエットするには、正しく「脳」を働かせることも大切なポイント。あなたは痩せる脳の持ち主かどうか。

 

満腹になるまで食べる
食べるのが早い
緑黄色野菜が嫌い
間食や夜食が多い
アイスクリームや甘い飲み物が好き
乗り物をよく使い、あまり歩かない
タバコをよく吸う
 
実はこのチェック項目、メタボリックシンドロームの人に多い生活習慣でもあります。
当てはまる項目が多い人は要注意!それぞれ改めるように心がけましょう。

 

ダイエット脳とは特別な脳ではなく、あなたの考え方をダイエット向きの思考になるよう習慣(クセ)づけること。でも、長年染み付いている思考のクセをすぐにリセットするのは至難の技。焦らず、少しずつ自分をコントロールすることで、美しく痩せる「ダイエット脳」を手に入れましょう。

少しの運動では、あまり減量にならないと思う
少しでも動けばエネルギーが消費されるので減量につながります。
エスカレーターを使用せず階段を使うなど、日常のなかでできる運動に目を向けてみましょう。
ダイエットのための運動は激しいものでなければ効き目がないと思う
週に一回のハードな運動よりも、日常的にできること(30分の歩行など)を少しずつ行う方が続けやすく、また、代謝もアップします。
脂肪燃焼のためには最低20分間は、運動をしなければ効果がないと思う
10分ずつでも効果があると言われています。
20分以上でないとダメだと思って何もしないよりは、10分でも運動をしたほうがよいでしょう。
運動すると食欲が増していつもより食べてしまう
適度な運動は食欲を増加させることはなく、むしろ、運動によってストレスが解消されることで、過食を防ぐことができます。
ダイエットは運動するだけでできると思う
残念ながらそれだけでは無理です。
運動で消費できるエネルギーは思ったより少ないもの。運動と食事はセットで行うと考えましょう。
痩せているから運動をしなくても良い
痩せている人でも、運動は必要です。
運動は消費カロリーを増加させるだけでなく、体力をつけることにつながり、疲れにくくなったり、肩こりなどが解消されるなど健康面にも大きなメリットがあります。

 

自分の体型にコンプレックスがある
外見の悪いところばかりに集中せず、自分の体型の良いところをのばすイメージを持ち、個性を活かしましょう。
ダイエットは完璧にしないと気がすまない
完璧に取り組んでしまっては続けることも難しくなります。
ゆとりを持って、時にはご褒美の日をつくってみましょう。

 

空腹時には、いつもより多めに食材を買ってしまう
空腹時は「食べたい」という欲求から、ついつい買い過ぎてしまうことも。
買物にいくタイミングにも注意しましょう。
また、予算以上のお金を財布に入れないようにすれば買い過ぎの防止になります。
スーパーの買物はその日の気分で購入することが多い
特売やタイムセール、新商品など誘惑に負けそうな人は、買物リストを用意してから買物に出かけましょう。
料理は、食べやすいよう小さく切って調理する
食べやすさを重視して材料を小さめに切っていませんか?
食感を楽しむために大きめに切りましょう。噛む回数も自然に増えます。
食事はTVを見ながらなど“ながら食い”をしている
ほかのことをしながら食べていると、無意識のうちに食べ過ぎてしまいます。
「食事をしている」という意識を持つだけでも、余分に食べないことにつながります。
いつも多めに作りすぎてしまう・盛り付けはいつも大皿だ
一度に食べる量だけ自分の皿に盛り、残りはすぐ冷蔵庫に入れるか、冷凍保存にしましょう。

 

出されたものは、残さず食べるのが礼儀
ダイエットをしている時期は、ダイエットを優先してみてはいかがでしょう。
宴会でお酒を勧められると断れない
お酒のカロリーはけっこう多いものです。
アルコールの作用で意思の力が弱まってしまうことも要注意です。
ダイエット中はパーティーに行っても楽しめない
パーティの目的は食べることだけではありませんよね。
新しい出会いや会話を楽しみましょう。
ダイエットは短期間ですっきり体重を減らしたい
短期間に我慢して痩せてもリバウンドにつながり、体に負担を与えます。
減量は3~6カ月で体重を5~10%下げることを目標にしましょう。

 


ダイエット脳に必要なことは生活習慣を良い方向に導くこと。習慣を変えることは一朝一夕ではできませんが、続けるコツを身につけて、常に意識することを心がけましょう。
そして、少しの運動を日々取り入れることで、相乗効果を上げていきましょう。